ここに注意！中古車購入後のトラブルあるある

エンジンの調子が悪い

中古車購入後にすぐエンジンの調子が悪くなるケースでは、購入時にエンジンの不具合を告知されていなかった場合、販売元に行って修理してもらうことができます。

中古車販売店には瑕疵担保責任という義務があり、購入者が認知していなかった不具合については対応する必要があるからです。

契約書に瑕疵担保責任の記載があることを確認し、契約書を見せて修理してもらいましょう。他の業者で修理の見積もりをもらうと、第三者による不具合の証明を得ることができます。

修理歴や事故歴が発覚した

修理歴や事故歴を隠して中古車を販売していたことが購入後に発覚することがあります。
事故歴の明記は任意でよいため、後から事故歴があるとわかった場合に、賠償や購入代金の返金を求めることは難しいのが現状です。

しかし車の骨格部分であるフレームの修復は整備記録に明記する必要がありますので、修復歴を隠して販売した場合は、購入後の返金や返品を求めることが可能です。また、内部部品の交換があった場合も明記事項ではないので、返品や返金の対象にはなりません。

現状渡しで販売には要注意

現状渡しとは現状販売とも言われており、目の前の車をそのままの状態で販売するということです。
通常現状渡しと言うと整備なし・保証なし、という状態での販売なので、価格は安くなります。

しかし整備していないので当然購入後に故障が起こりやすく、基本的に保険はないので故障修理は自腹となります。
販売価格は安価ですが購入後に不具合や故障が起こるリスク、そして事故や修理等があった場合の自己負担のリスクから、現状渡しは避けた方がよいでしょう。